屋根カバー工法の工事の流れ
動画で紹介 カバー工法の流れ
STEP.1 足場の組み立て
安全に工事が行えるように、先ずは足場を組みます。
STEP.2 ルーフィング工事
既存の屋根はそのままで、上から防水紙であるルーフィングシートを貼り付けます。この防水紙を丁寧に重ね合わせながら敷設することにより、今までの屋根の問題個所を解消しつつ、新しい屋根材の下に仮に水分が入り込んだとしても屋内までは水分が侵入しなくなります。
STEP.3 金属屋根の設置
続いて屋根材の設置です。既存の屋根の上に更に屋根材を重ね葺くため屋根が重くならないように軽量の金属屋根を使います。カバー工法には軽量で長持ちをするガルバリウム鋼板がおすすめの屋根材です。
STEP.4 貫板・棟板金の設置
屋根材の設置が終わると、貫板を設置します。プラスチック樹脂製の貫板を使うことで、木製の貫板に比べて腐食を抑える効果があります。貫板の設置が終わると、棟板金の設置を行います。棟の形状に合わせて工具を使って加工しながら、貫板の上に棟板金を被せ、ビスを使って固定していきます。風の影響を受けやすくズレやすい箇所ですので、しっかりと固定します。
STEP.5 屋根カバー工法完成
最後に足場を解体して工事の完成です。屋根カバー工法は既存の屋根をそのままでその上から新しい屋根材を重ねます。葺き替え工事と比べて解体作業がない分工期が短く廃材撤去などの費用も抑えることが出来ます。